ミスターZは何者だ ｼｮｽﾀｺﾋﾞｯﾁ
ショスタコビッチは何者だ！
むかぁ～し、昔🍵
ベルリンの壁が壊されたり🔨
まだ極東が、ソビエト連邦共和国と呼ばれてゴルバチョフさんが頑張っていたころ💂
日本にとっての仮想敵国は、まさしく極東方面でした😱
誰もが自衛隊に入隊出来たこの時代👮
高校三年生の夏休み前に自衛隊からZに１本の電話がありました☎
チリリーン🎵
どこで、どうやって調べたのかわからないけど、自衛隊関係のおっちゃんが、
「君、トランペットやってるみたいだねぇ。良かったら自衛隊の音楽隊に入らないかい？」
と、言ってきた。
高校では、みんなに上手いとか、才能あるとか言ってもらった事があるけど、まさか音楽隊に勧誘されるなんて！
僕ってスゴイ❤
と、ゆーわけで、その後ヘリコプターにも乗せてもらい入隊した👮
ところが、入隊してみると、ダンプ中隊とかいう部隊に入らないと音楽隊員になれないとか言う話しになり😢
なんで、音楽隊や言うてたのに、ダンプ中隊なんですか？って上官に聞くと、
３時までは、ダンプ中隊で、３時から楽器が出来る音楽隊なのだ！
と、説明を受けた😱ひぇ～
ダンプのお仕事されていらっしゃるかたには申し訳ないんだけど、カッコつけたがり屋のZにとって、ダンプ中隊🚚。っていう名前の響きがどうしてもイヤで、しかも練習しているマーチング系の曲も、自分がやるべき曲ではない気がしたので、ダンプ音楽隊は希望しない事に決めて北海道配属を希望した。
北海道と言えば、ムツゴロウさんがいて👲
北の国から、があり👵
地平線と大自然、があり🌅
とくに盆地育ちにとっての地平線とは、あこがれのなかのあこがれでもあるし、オトコのロマンだった🐴ヒヒーン
ダンプ音楽隊に、もはや未練は残らなかった！
そして希望どうり北海道に配属されたある日、夜間訓練がありました。
夜間訓練とはまさにその名前のとうり夜の訓練でございます。
夜中に、山の中の茂みに隠れて敵をまち、暗闇から
「誰か？」
と質問する待ち伏せ訓練である！
迷彩服に草木をからませ、顔にも迷彩の色を塗り、たくさんの兵隊が小銃を構えながら茂みに隠れて待ち伏せするのである❗
ひぃぇ～(((((((・・;)
新兵だったZは上官から、よし、今回の訓練はお前が、ソビエトだったかロシアの不審者役をヤレとの命令がくだった❗
ひょぇ～( ￣▽￣)
そこで、Zは考えた(-_-;)
たしか、高校の吹奏楽部のとき友人にソビエトの偉大な作曲家ショスタコビッチを教えてもらった事があり、交響曲5番は日本の車のコマーシャルにもつかわれていてカッコ良くZも好きだったので、誰か？って聞かれたら、
ショスタコビッチだぁ(￣□￣;)!!
って答えることに決めた。
ロシアやし💂
ちょっと、僕凄い人知ってるんやでっていう自慢もふくめて一石二鳥💕
それで訓練の夜、真っ暗な山道を不審者役で歩き回っていると、茂みの奥から低い声で、
「誰かっ？」
と問われ、
ショスタコビッチだぁ～🌠
と答えると、茂みの奥から
クッ(笑)
クククッ(笑)
ククッイヒヒヒィ～(笑)
イッヒヒヒィ～ブヒャッヒャヒャァ～(笑)
と笑いをこらえきれずに、隠れていた隊員がつぎつぎと、うめき声にちかい笑い声を出しはじめた！
何が、そんなおもろいのか？
もはや、顔中に塗った迷彩色も、迷彩服に着けた草とか葉っぱも意味がなく、笑いころげた上官たちの隠れ場所は、暗くてもバレバレの大爆笑となった！
人間そんなもんです🍵ズズズゥ～（茶）
何がそんなにおもしろかったのか不思議に思い宿舎に帰ると上官に。
お前っ！
今日の夜間訓練、ビチクソビッチってだれなんだべ？いろんな名前をいろんな人から
いっぱい聞かれた😱
おそらく、ショスタコビッチという名前はZ以外誰も知らなかったので、上官それぞれがおもしろい名前を勝手に創造してしまい自滅崩壊していったようだ。
あのときの上官元気かなぁ～🍵
いろいろとお世話になりました🙇
でも、ビチクソビッチとちゃいます💨
💂おしまい💂Z
